一年が終わろうとしています 『凸凹くん私立中学での一年間の様子』

中学生時代

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一年間過ごしてみて

現在通っている中学校に進学が決まり、入学説明会を受け、あれからあっという間に一年が過ぎました。

一年生最後の期末テストの結果を受けて、息子にどう感じているかと問いかけてみたら、大きく落とした科目は無かったと感じたようで
「最後まで走りきったという感じ」
と、満足そうな声で答えが返ってきました。
とても忙しい一年でしたが、力を発揮しきれたと感じているようで、嬉しくなりました。

私の親としての目標は、ラズくんが将来自立した時に「自分は力を発揮しきれている」と自分で思えるようになることです。
この先ずっと順調というわけには行かないだろうと思いますが、目的地を見失わないように、この先もサポートしていきたいと思っています。

一年間の勉強スタイル

一年間どのように勉強してきたのか記しておくと
宿題や課題をこなし、目の前の小テストの対策をするだけで、基礎英語と合わせて毎日1〜2時間は机に向かう必要がありました。
重い課題の期限前は休日返上で取り組まなければならず、考査2週間前、課題をねじ込まれた時は1週間前にやっとテスト勉強に身を入れることができた感じです。

提出期限前や考査前はあっぷあっぷ状態で、気づいたらこの地点まで来ていた、というのが親から見た感想でした。
中学受験期も同じような感覚でしたけれど^^;(受験勉強中の方がもちろん過酷でした)

また、ラズくんは学校外では基礎英語を聞いているだけで、塾や通信教育もやっていませんが、クラスでは塾に通っているお子さんが少数ながらいるようです。
ラズくんは文化部なので活動日も多くはありませんし、塾通いや運動部での部活動と両立しているお子さんは、どうやってこなしているんだろう? 本当にすごいなあと思ってしまいます(・_・;

持ち偏差値よりも上の学校へ。果たして成績は……

小学校時代の平均偏差値よりも6ほどは上の学校に入学したラズくん。ジャイアントキリングというほどの乖離はありませんでしたが、塾に報告の電話をした時、「えっ、合格した!? すごいな!」と、驚かれました😅
こういった子が、学校生活でついていけるのか、というのが私も含め、実力よりも上の学校を志望する場合、親御さんたちの多くが懸念する点だと思います。

ラズくんの周囲には、この学校を安全圏の第一志望として、またはその上、最難関を目指していたような優秀なお子さんが沢山います。
そんな中で果たしてやっていけるのか、というのが私も少し気になるところでした。

実際のラズくんの成績はというと、一学期は「真ん中より少し下」、二学期は「ちょうど真ん中」という位置でした。
みんな真面目で努力ができるお子さんたちだからか、よくできたなと思うテストは「みんな出来ている」という感じで、どの考査でも一問落とすと順位が大きく変動するだろう、という印象でした。(そこは、中受時代の塾でも同じでしたが😅)
三学期の成績はまだ出ていませんが、このままボリュームゾーンについていけていたらいいなあ、というのが私の願いです😅

提出物や宿題もかなりハードでしたので、ラズくんの言葉通り、本当にいっぱいいっぱいに頑張っての成績でした。
時間がない中でも一つ一つの課題を丁寧にこなしていましたし、ここまでの成果は大いに評価し、夫とたくさん褒めました。
この先、今の位置から抜け出そうとするならば、まずやるべきことは「勉強の仕方」そして「授業の受け方」を工夫することかなと思いました。

先日、勉強の仕方について学ぶ場があったので、ラズくんと話し合って色々な方法を試していきながら、彼に最適化した効率のいい勉強法を、楽しみながら見つけ出していこうと思っています。

成績と学校生活、凸凹特性の影響は?

成績の内訳は、体育は順位を見てもどん底でしたが😅、特に本人的に気になることや困ったことはないようです。
面談で体育についていけているか心配だと相談したところ、担任の先生は「周りもそんなに体育が得意な子ばかりでもないので平気だと思いますよ」と話してくれ、ラズくんの「出来ないこと」に関しては特に気にしていないような、サラッとした口調にもホッとしました。

ラズくんの話だと「僕っぽい感じで体育できない人は他にもいる」とのことで、紛れられたらそれでいいかな〜という感じです。

担任の先生は、それよりも、ラズくんの「一部のお友達としか関わろうとしないところ」を気にして下さっていました。
私としては、友達がいないのは小学校で慣れっこだったので、数人でも友達ができただけでも、というか登校しぶりが無いだけでも御の字だったのですが……
こちらも、あまり焦らずにですが、殻を破っていけるよう声をかけていこうと思いました。

また、発達に関してですが、夫が面談についてきたので、うまくお話しできませんでしたが(・_・;
夫が、すごーーく回りくどく、ラズくんの発達に遅いところがあると話していましたが、担任の先生の様子的に「なるほど」と納得しているような雰囲気でした。
(夫は小学校6年間という長い時間をかけて、ラズくんの特性を夫なりに理解していった感じです)

このように今の段階で、学校に配慮のお願いなどはしていませんが、特に困らずに自然体で過ごせています。
ラズくん自身にほぼ毎日、何か困ったことや事件が無かったか訊いていますが、特に困り感はないようで、また、かなり個性的なお子さんが、ラズくんの周囲だけでも結構いて「ラズくんの興味の対象が偏っていること」を意識しないで済んでいるということもありがたいです。

教科の成績の話に戻ります。
形を捉える力が弱そうで、不器用さもあったラズくんですが「製図」を学んでいた時期の、技術の成績もどん底でした。
返却された提出物を見ると、確かに!と、納得するほど全部×です(笑)
(身元が分かってしまわないよう、一部消しています)

↑こんな感じで、全部の製図に、奥の側面の線がなかったです。本人曰く「忘れた!」のだそう。

ですが成績表を見ると、体育もですが同レベル帯に思ったより人数がいたので、同じようなお子さんがきっといるに違いない! と励まされました😅

そして、製図は底辺だった技術ですが、情報技術系の単元の時はテストは満点、提出した作品も評価され、成績が上位一桁で、分かりやすい凸凹具合に驚きました(・_・;

このように、苦手なものは苦手なままですが、それはそれで仕方ないかな、と、小学校時代に比べ、心かき乱されるようなことが全く無くなり、助かっています。

あ、でも自宅練習用にアルトリコーダーや卓球セットは買ってしまいました^^;
その辺は私も相変わらずだったのですが、実際買っても練習する時間はほぼなかったです(・_・;

春休みは少し余裕があるので、一年間の穴を埋める作業と同時に、運動など普段時間がなくてできないことを取り入れながら、楽しく過ごしていきたいです。
また夫が「そろそろ論語に入れ」とのことなので、そこはよく分からないので(・_・; 夫に担当してもらおうと思っています。

休み中はラズくんが私のパソコンを使うこともあるので少し遅くなるかもしれませんが、引き続きブログも書いていきたいと思っています。

以上、息子と息子が進学した中学校の場合になりますが、
「持ち偏差値よりも高い学校に入った凸凹くんの、入学後の成績と様子」を書かせていただきました。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

コメント

  1. papapa1005 より:

    こんにちは。ブログを楽しく拝見させていただきました。立派に成長されているご様子で、同じく発達凸凹君の父親としては心強く感じるとともに、ご立派だなぁと感じました。これからの時代、情報系に強いのは強みになると思います。凸凹具合もまた、ご子息の強みになるといいですね。また、息子様を見守るお父さんの気持ちが解りすぎて心が痛いです。なかなか受け入れなかった自分を重ねてしまいます。これからも、ブログを拝見させてください。楽しみにしています。

    • 凸凹くん母 より:

      こんにちは!papapa1005さんはお父様なのですね。
      記事の内容に共感してくださったので、同じ立場のお母さんかと思ってしまい、大変失礼いたしました。
      夫とはよく対立していましたが、私とは違った視点から息子を捉え支えようとしているのだと、最近は思えるようになりました😅
      お子さんの特性を理解しようと努力されているpapapa1005さんは、愛情深いお父様ですね😊

      息子についても温かい言葉をいただき、ありがとうございました。
      親はみなさん同じ気持ちでしょうけれど、なんとか心身大きく崩すことなく成長してくれるようにと願っています🙏
      コメントいただき、ありがとうございました!

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